安曇野通信
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安曇野;「あゝ野麦峠」の牧大根

安曇野の本日の天気
只今AM12:07 現在の天候快晴。森の中は無風 森の中気温12℃ 湿度28%
安曇野は予報では一日快晴の行楽日和。明日より少々下り坂。

本日朝の霧が晴れると同時に青空の快晴で、小春日和の黄葉や、紅葉狩りのハイキング、ドライブ、ウォーキングには最高の行楽日和のお天気です。

女工哀史 細井 和喜蔵 (著)、『あゝ野麦峠—ある製糸工女哀史』山本茂実(著)etcに描かれ、戦前の製糸業界を支えた哀れな女工達が食事のおかずとして涙と共に食べていたと言われる大根漬けの大根は、古くから安曇野市穂高牧地区で収穫された「牧大根」で、戦前は荷車に山盛りの牧大根を岡谷まで約40km輸送する姿が見られたそうです。
11月の声を聞くようになると牧地区では大根の収穫が始まり、霜の降る寒さ到来と共に野沢菜の収穫も始まります。昔より収穫量は可なり少なくなりましたが一寸堅めの小振りの沢庵漬けにはファンも多くまだまだ栽培されています。

安曇野;「あゝ野麦峠」の牧大根_c0047814_12272727.jpg


堅めの小振りな大根は収穫までの時間も短く沢庵に漬けてもあまり目減りせず、当時の製糸工場の経営者には喜ばれていたようです。

安曇野;「あゝ野麦峠」の牧大根_c0047814_12274643.jpg


信州と飛騨の国境、野麦峠を越えて岡谷からふるさとへ帰る女工たちの思いでは苦しい仕事と牧大根のしょっぱさだけだったでしょう。
そんな悲しい昔話も忘れたように安曇野には毎年静かに秋がやってきます。
我がメープルリーフでは、「フレディ君」のような楓の葉が晩秋のそよ風にも、1枚、1枚と散り始め来春の新芽のための肥料になるために降り積もりつつあります。
秋ってどうしてこんなに感傷的になるのでしょう、もっと収穫の秋、食欲の秋の話題がお送りしたいのに・・・・・それは無理です、私ただ今「軽くヤバイ糖尿病」・・・お許し下さい。

安曇野;「あゝ野麦峠」の牧大根_c0047814_12275959.jpg

by ktmaple | 2005-11-05 12:27 | 安曇野通信